絵本とはまた違った魅力がある紙芝居。読むとその場にいる人みんなに、共感の輪が広がります。
ぜひみんなで読んでほしい紙芝居をご紹介します。
※随時更新中です。
おおきくおおきくおおきくなあれ
(脚本・絵 まついのりこ 童心社・刊) 「おおきく おおきく おおきくなあれ」という掛け声とともに、紙芝居を抜くと…小さなブタが、大きくなっちゃう!
本当に大きくなったように見える、紙芝居の不思議。
おはなし会でも盛り上がること間違いなしの鉄板の作品です。
<参加型>
ごきげんのわるいコックさん
(脚本・絵 まついのりこ 童心社・刊)読む時、コックさんと観客が対面する形になるので、本当にコックさんが紙芝居舞台の中にいるみたいです。
コックさんがいなくなったら場面もからっぽになる(絵が全く描いていない場面がある)のも、面白い。
からっぽになったということは、紙芝居の外に出ていったということ…?と、読み手に導かれて、キョロキョロ回りを探してしまいます。
紙芝居らしさいっぱいの名作。
<参加型>
ぶたのいつつご
(作・はり絵 高橋五山 童心社・刊)シンプルで美しい紙芝居。言葉遣いも少しクラシカル。
当てっこ遊びができます。
ぶたさんの作り方がのっているので、読んだ後作って遊べます。
<参加型>
まんまるまんまたんたかたん
(荒木文子・脚本 久住卓也・絵 童心社・刊) 修行中の忍者まんまるが、お使いに。 ピンチの時は、みんなで助けよう! 「まんまるまんまたんたかたん!」一緒に呪文を唱えると、忍法分身の術!物語も楽しいので小学校で読んでも喜ばれる、参加型の紙芝居です。 <参加型>あれあれなあーに?
(やべみつのり・作 童心社・刊)「あれあれなあーに?」と、子ねずみが、細くて長いくねくね道を行きます。
この道はなんなんでしょう?階段?すべり台?子どもたちからはいろんな反応が。
裏に絵描き歌や、お話を発展させた遊び方の紹介も。子どもたちの絵も載っていてかわいいです。
<参加型>
わっしょいわっしょいぶんぶんぶん
(かこさとし/脚本 宮下森/絵 童心社/刊) 音楽が大好きな人々の暮らす村に、よくばりで、いじわるで、なまけもののあくまがやってきて、楽器を奪い去ってしまいます。でも大丈夫。楽器がなくても歌うことができます。様々なものを奪われても、この手に残るものはあるのだと思わせてくれる、私の大好きな紙芝居です。やさしいまものバッパー
(野坂悦子/脚本 降矢なな/絵 童心社/刊)町で恐れられている魔物バッパー。夜は大きい姿ですが、昼は魔法の力が出なくて子どもみたい。友達のピンチを救うために、魔法の力を発揮できるでしょうか。みんなで呪文を唱えて、バッパーが大きくなるシーンが圧巻です。
ぱんぽこぽん
(矢代貴司/脚本 ひろかわさえこ/絵 童心社/刊)赤い家に住んでいるのはパンダ、黄色い家にすんでいるのはたぬき。二人のお家を訪ねて、一緒に、手を「ぱん!」おなかを「ぽこぽん!」とたたきましょう。楽しい参加型紙芝居です。
みんなでたいそう
(新沢としひこ/脚本 長谷川義史/絵 三石知佐子/監修 童心社/刊)うさぎにはうさぎの、ロボットにはロボットの体操があります。それぞれになりきって、一緒に体操をすると、ポカポカあたたかくなってきますよ!
まほうのふえ
(湯浅とんぼ・脚本 夏目尚吾・絵 童心社)おじいさんが持っている魔法の笛を吹くと、ふしぎなことが起ります。まほうのふえを吹いて、木々に花が咲くので、春になる頃に読みたいなと思う紙芝居で す。秋頃でもいいな。歌がついているので、みんなで歌って参加してもらったり、手作りの笛を作って吹きながら楽しんでもらうのもいいな。
しんかんせんははやい
(中川ひろたか・脚本 和歌山静子・絵 童心社・刊)「しんかんせんははやい、速いは…?」問いかけるとみんな口々に答えを言ってくれます。
連想あそびをしながら読み進めていける紙芝居。
何回も繰り返して、どんどん速度を上げていって、だんだんみんな覚えちゃって…と、何度も楽しめます。
おはようパワー
(新沢としひこ・脚本 武田美穂・絵 童心社・刊)「おはよう」って元気に挨拶すると、なんだかうれしくなっちゃって、まゆげがピクピク、園長先生のおひげものびちゃう?「おはようパワー」ってすごいなあ、あいさつって素敵だなと感じるおはなし。
なんではしってるの?
(得田之久・作 長野ヒデ子・絵 童心社・刊)おとうさんが急いで走っているのは、どうしてかな…?
紙芝居を抜くとき、お父さんが走っているように見えます。紙芝居の特性が生かされた作品。
紙芝居ならではの表現を見つけると、嬉しくなってしまいます。
ぺちゃぺちゃくっちゃん
(まついのりこ・脚本・絵 童心社・刊)0個のものを食べると、大きくなるおばけがでてきます。かえるのおへそは0こ、へびのつのは0こ。ゼロを食べて、どんどんおばけはおおきくなります。
0の概念を描くというおもしろい発想の紙芝居。
シリーズタイトルに「たのしいかずのせかい」とありますが、まついのりこさんは、数についての紙芝居も多く描かれています。
ころんこっつんこ
(こがようこ・作 若山静子・絵 童心社・刊)たまごちゃんが、ころん、転がるけれども、またおきあがる。 だるまちゃんや、おきあがりこぼしちゃんも、一緒に、ころん。 紙芝居の抜き差しを繰り返すと、転がっているように見えます。 抜いて、差しての動きが斬新な紙芝居です。
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